
8日(木)のヘレステスト2日目は、17人のドライバーが参加して行われ、約4000人の観客もテストを見にサーキットを訪れた。
【M.シューマッハ R.バリチェロ フェラーリグッズ】 楽天 フェラーリ特集

今週、テスト2日目となるスペインのヘレスはこの日も絶好のコンディション。しかし、大きなクラッシュが3回も起こり、チームやドライバーに緊張が走った。クラッシュはいずれも単独で発生したもので、幸いドライバーにケガはなかった。
フェラーリのルカ・バドエルが前日と同じ場所で再び大クラッシュに見舞われ、タイヤバリアに激突し、マシンも大破した。事故は原因不明のメカニカルトラブルによって起きた模様で、フェラーリは現在トラブルの原因を調査中だ。しかし、このクラッシュの前にバドエルが出したタイムが、テスト2日目のトップタイムだった。
その後、マクラーレンのアレックス・ブルツもクラッシュしてタイヤバリアに突っ込んでいるが、こちらも幸い事なきを得た。また、ゲイリー・パフェットも壁にぶつかり、さらにはエンジントラブルに見舞われてテストを早めに切り上げた。
トヨタでは、昨日R.シューマッハが背中の不調を訴えたため、ライアン・ブリスコが引き続きテストに参加している。
そして、先日正式にBMWのシートが確定したJ.ビルヌーブもテストに参加していた。
1 L.バドエル (フェラーリ) 01:18.237 13Laps * 2 J.バトン (ホンダ) 01:19.094 71Laps 3 H.コバライネン (ルノー) 01:19.287 110Laps * 4 F.モンタニー (ルノー) 01:19.483 104Laps * 5 R.ブリスコー (トヨタ) 01:19.563 65Laps 6 J.トゥルーリ (トヨタ) 01:19.935 59Laps 7 M.ウェーバー (ウィリアムズ) 01:20.343 44Laps 8 N.ロズベルグ (ウィリアムズ) 01:20.464 25Laps 9 G.パフェ (マクラーレン) 01:20.484 69Laps 10 J.ロジッター (ホンダ) 01:20.603 66Laps 11 D.クルサード (レッドブル) 01:20.854 47Laps * 12 A.ブルツ (マクラーレン) 01:20.895 29Laps 13 C.クリエン (レッドブル) 01:21.008 10Laps * 14 M.ジェネ (フェラーリ) 01:21.122 77Laps 15 J.V.ホーイドンク (ミッドランド) 01:21.625 77Laps * 16 J.ビルヌーブ (ザウバー) 01:21.684 62Laps 17 T.モンテイロ (ミッドランド) 01:24.367 23Laps
*:V10エンジン使用
ルノー 今週のテストは木曜日で終了に
 ルノーF1チームは8日(木)、今週のヘレステストを終了した。 テスト2日目となったこの日、ヘイキ・コバライネンとフランク・モンタニーが引き続き2006年に向けたテストを実施している。何度も赤旗中断を余儀なくされたが、二人のドライバーは合計で100周以上を走破し、モンタニーは3番手、コバライネンも4番手タイムで終えている。
モンタニーは一人、ブレーキのテスト開発に専念。異なるソリューションを比較するため、古いタイヤを履いてロングランをこなしていた。
また、同じルノーのガレージでは、コバライネンがテクニカルパートナーのミシュランと、ロングランとショートランの両方で2006年に備えたテストを行っていた。
2日間のテストで、2台は合計1941km以上を走りこんだことになる。ルノーはヘレスで14日からテストを再開し、最終日の17日にはミシュランのウエットタイヤテストを行う予定。
★クリスチャン・シルク (チーフ・テストエンジニア) 「ヘレスで再びとても生産的な一日を終えた。二人のドライバーは素早く走り始めてくれて、プログラムがかなり進んだよ。今回のテストではタイヤと車体開発が確立されている馴染みのR25パッケージを使い、毎日相当な距離を走りこんだおかげで、ソリューションは非常に有効だ。2006年に向けて確実に進展している。来週も同じようにテストが続けられることを期待している」
マクラーレン 2人のドライバーにアクシデント
 スペインのヘレス・サーキットでテストを行っているマクラーレンは8日(木)、アレックス・ブルツとゲイリー・パフェが参加して2日目のプログラムを終えた。
午前のセッションでブルツにアクシデントが起きたため、その後のプログラムに影響が及んでしまった。ブルツは無事だったものの、MP4−20Bシャシーは大きなダメージを受け、その結果、テストを再開したのは午後2時を過ぎてからとなった。チームは現在アクシデントの原因を調査中だ。
一方、パフェは午前のセッションを順調にこなしたが、赤旗が頻繁に出されてために、思うようにテストを行えなかった。そして追い討ちをかけるように午後3時過ぎ、メインストレートを走っていたマシンが突然のエンジントラブルからリアタイヤがロックしていまい、マシンは後ろから壁に突っ込んだ。しかし、パフェットは合計で310kmを走破しており、1:20.482という9番手のタイムを残している。
明日からはペドロ・デ・ラ・ロサがテストに参加する予定だ。
フェラーリ バドエルはメカニカルトラブルでクラッシュ
 スクーデリア・フェラーリは8日(木)、ヘレス・サーキットでテスト2日目を行った。
この日も二人のテストドライバー、ルカ・バドエルとマルク・ジェネが参加。しかし、F2005に乗っていたバドエルは、お昼直前にマシン右前方のメカニカルトラブルによって激しくコースオフし、クラッシュに見舞われた。
幸いドライバーにケガはなかったものの、チームはトラブルの原因が分かるまで予定していたプログラムを中止することを決めた。昨日もクラッシュが起きており、原因は同じと考えられるためだ。
テストが中止されるまでにバドエルは15周を走っており、ベストタイムは1:18.223。一方、F2004MにV8エンジンを搭載したマシンに乗っていたジェネは、バドエルより1周少ない14周を消化し、1:21.121というタイムだった。
BMW ビルヌーブが初走行
 BMWザウバーは8日(木)、スペインのヘレス・サーキットでテストを開始し、J.ビルヌーブがC24Bに乗った。チームはこのテストでエンジンとシステムに力を注いでいる。
初日のテストを担当したビルヌーブは、初めてBMWのV8エンジンをテスト。64周を消化し、ベストタイムは1:21.684を記録した。
★J.ビルヌーブ 「休みの後に、クルマに乗るのはいつでもいいものだね。それに、初めてBMWとV8エンジンのテストできたことも、いい点だった。もちろん、V8エンジンとV10エンジンを比較するのは難しいけど、もっとパワーが落ちて振動がひどいと思っていたんだ。そうしたら、それほど悪くはなかったし、実際にとても走りやすかった。確かに少しパワー不足は感じたけど、それでドライビングの楽しさが減るわけじゃないからね」 「コーナーでのスピードは同じようだったけど、ストレートでは遅くなっていた。それでも、ドライビングは楽しいよ。ストレートのスピードが遅くなっているから、より良いチャンスが生まれそうだね。もっとオーバーテイクが増えることを期待しているよ」
BMWでは、明日もビルヌーブがテストを続ける予定になっている。
トヨタ トゥルーリが1日早くテストを開始
 12月7日(水)から4日間の予定で行われているF1ヘレス合同テストは2日目を迎えた。1日目にテストを終了したR.シューマッハに代わり、J.トゥルーリが、予定よりも1日早くテストに合流。2005年シーズン最後のテストとなるJ.トゥルーリは、昼にサーキットに到着し、午後から、先週バルセロナで行った新型TF106の初走行に続く作業を行った。
久々のF1テスト復帰となったライアン・ブリスコは、1日フルに走り込み、セットアップ及び重量配分、そしてタイヤのテストを継続した。
明日からは、ライアン・ブリスコに代わってリカルド・ゾンタがTF106のテストを行う予定。
★ライアン・ブリスコ 「今日は私にとって、より実りの多い一日だった。新型TF106をさらに長い時間に渡って楽しむことができた。TF106は、1年前に私がテストしていたF1カーとは全く別物になっていた。もちろん数多くの変更が行われているが、特に顕著なのはV型8気筒エンジンとブリヂストンタイヤだ。新しいエンジンはV型10気筒エンジンに比べると明らかに馬力が落ちているが、それほど極端ではなく、良い兆候だと思う。それらを別にしても、TF106は、F1カーを最後にドライブした時よりも、大きな改良が見られた。チームは小さな改良を数多く積み重ねて来た。例えば電気系は、私が覚えているものよりもはるかにスムーズに機能しており、それはTF106が非常にスムーズに運転できるということでもある。今日は一度だけ、スロットルの問題で中断を余儀なくされたが、全体的に見れば、有意義な復帰テストとなった」
★J.トゥルーリ 「本来、明日からここでのテストに参加する予定であった。しかし、計画が変更されたことで、今日からより多くの走行を行えることになった。ヘレスへの到着は正午頃にならざるを得なかったので、非常に忙しい午後になった。先週のバルセロナでも、新しいTF106は好バランスで、多くの周回をこなして来ており、全体的に成果の上がる一日であった。そして、今日は、多くのセットアップ比較を行うことができ、明日から2日間のテストを続けるにあたって、有意義なスタートを切ることができた」
★マイク・ガスコイン (シャシー部門テクニカルディレクター) 「今日は建設的な一日となった。2台のTF106は非常に信頼性が高く、唯一ライアン・ブリスコが油圧系の問題で止まるという、小さなメカニカルトラブルに見舞われただけであった。そして、彼は予定されていたプログラムのほとんどを完了した。ライアン・ブリスコは約1年間F1を離れ全力でIRLシリーズを戦って来ており、その後、初のF1テストでありながら、2日間に渡って速さと安定性の両面で優れた成果を見せてくれたことは特筆に値する。非常に急なテスト依頼であったが、2日間に渡って素晴らしい役割を果たしてくれたことを喜んでいる。ヤルノ・トゥルーリはラルフ・シューマッハに代わり、予定よりも早いテスト開始となったが、彼もまた、トラブル無く一日のテストを終えた。ヤルノ・トゥルーリは、ブリヂストンのタイヤ評価作業を行い、より良いバランスを見出し、有意義な進歩を成し遂げた」
コンペ予約

テーマ:F1GP 2006 - ジャンル:車・バイク
|